人生の夢を叶える逆算進路決定法

 

学生のキミに聞きます。

キミは、大学に入学したら、卒業したいですか?

 

親であるあなたにお聞きします。

お子さんが大学に入学したら、卒業して欲しいですか?

 

そりゃあもちろん、したいですよね。して欲しいですよね。

せっかく入学試験を受けて、頑張って合格して、大学に入ったんですから。

 

 

では、もう一つ質問です。

せっかく入学した大学、

どのくらいの人が途中で退学しているか、知っていますか?

 

なんと、

10人に1人は中途退学をしているのです。

 

間違いだらけの進路選択

なぜそんなにも多くの人が、せっかく入った大学をやめてしまうのでしょう?

それが、近年問題となっている『大学ミスマッチ問題』なのです。

 

こんなはずじゃなかった!入学後の『大学ミスマッチ問題』

大学ミスマッチとは、

入学してから、「こんなはずじゃなかった」「思っていたのと違った」と

入った大学が自分に合わないと気づくのです。

 

途中で合わないと気付いた。

その時に、進路変更をすることが悪いわけではありません。

合わないと思ったら、違う道へ進むのも一つの手でしょう。

 

けれども、もし始めから自分とマッチする大学へ入学していたら?

 

時間的にも、体力的にも、経済的にも。

無駄なくスムーズな人生だったと思いませんか?

 

見逃せないもう一つの大きな理由が、『経済的理由』

大学中退の理由の、もう一つの大きな理由は、お金です。

 

私たち親世代が学生だった頃と比べて、学費はかなり上がっています。

この40年で、国立大学の学費は50万円近く値上がりしています。

昨今話題の奨学金についても、制度が変わっています。

 

学生自身も自由になるお金は減っています。

そのために、アルバイトに費やす時間が増えています。

アルバイト先によっては、社員並みの仕事をふるところも珍しくありません。

そうなると当然、学業に使う時間は限られてきます。

 

国立教育政策研究所が2014年に行った調査では、

大学生が自主的に勉強している時間は、なんと週に5時間程度。

60%以上の学生が、週5時間未満(1日1時間未満)。

それに対して、アルバイトなどに充てる時間は、約14時間。

 

自主的に勉強 = 週5時間未満(1日1時間未満)

アルバイト = 週約14時間(1日2時間)

1日1時間の家庭科学習、小学生の宿題くらいの時間ですよね?

 

新しいことを学ぶために大学へいっているのか、

学費を払うために大学へ行っているのか。

 

そんな、経済的理由が背景に、

留年や退学に追い込まれる学生が後を絶たないのが現状です。

 

大学ミスマッチに気づき、モチベーションが下がってしまった結果、

留年すると、さらにもう一年分学費がかかります。

 

費やした時間、費やしたお金、費やした努力、精神的な負担。

もっといい選択があったのではないでしょうか。

 

親であるあなたは、お子さんに、

どんな大学生生活を

またその先の人生を

送って欲しいですか?

 

なぜ、大学ミスマッチが起こるのでしょうか。

その原因には、いくつか挙げられます。

  • 偏差値や立地(=入れる大学)で志望校を決める。
  • 学科・学部の調査不足
  • 生徒本人の進路選択・決定能力の不足(=親や先生に言われるがまま)

すべてに共通しているのは、『進路選択に関する情報と意志が不足している』ということ。

大学選びに関する情報が足りないまま、なんとなく大学を選んでいる。

もしくは、しっかり選んでいるつもりでも、間違った情報をもとに間違った選び方をしている。

要は、本当に入りたい大学がはっきりしないまま、大学を選んでいるからなのです。

 

また、退学率と偏差値の傾向を見ると、偏差値が低い大学ほど退学率が高くなっています。

選り好みしなければ、誰もが大学に入れると言われている『大学全入時代』を迎え、

もともと大学へのモチベーションが低い状態で入学している学生も多いのです。

 

間違った大学選びの例

よくされている、間違った選び方をいくつかご紹介します。

1.親の意見と偏差値で選ぶ

大学全入時代と言われるほど、今は誰もが大学へ行く時代です。

私たち親世代では、「大学へ入れば就職に有利」という認識があり、とにかくどこでもいいから大学へ行ってほしいと願います。

 

進学先を選ぶとき、親と意見が合わなかったら、

自分の意見を通すと答えた子どもは49.4%。

半数以上の子どもが「親の言ことを聞く」のです。

 

学ぶ意欲・モチベーションがもともと低い子どもが、親の言うとおりに大学へ行くとなると、入れそうな大学を選びます。

大学へ行く目的がはっきりしていないので、選ぶ基準は偏差値と立地のみになってしまうのです。

2.学部・学科の調査が不足している

では、子ども自身が、学ぶ目的を持っている!としましょう。

もし、その目的が果たせない大学に入ってしまったら、どうでしょう?

 

大学の学部名は、以前は厳しく制限されていました。

 

それが1991年に大幅に緩和され、急速に多様化し、

日本に大学ができた約140年前に比べると、なんと約175倍!

 

少子化の影響で大学が受験性を取り合う時代となり、

学部・学科にもいわゆる『キラキラネーム』が生まれたのです。

 

そのため、学部名だけで選んでいると、何を学ぶ学部・学科なのか分からず、

実際に入学してから学びたいことが違う!というミスマッチが起こるのです。

 

また、自分の将来のリサーチが具体的でない場合、もしくは勘違いをしてしまっている場合。

次のスライドをご覧ください。

 

このように、よく考えて選んだつもりでも、勘違いしてしまっていることもあります。

また、

もし子どもが、その学びたい根拠、具体的な夢の話を誰にも話していなかったら、

それをきちんと言葉に表すこと(=言語化)をしていなかったら

 

大学に入学してみるまで、誰もそのミスマッチに気づいてあげられないかもしれません。

進路選択に一番深く関わる人 = 親であるあなたには、

大学に入学した、その先の先、卒業した後のことまで、しっかり聞いて欲しいと思います。

 

3.なりたい職業から選ぶ

では、その学びたい根拠、具体的な夢の話を聞いた時。

将来の夢は何?の答えで、職業を答えている場合は要注意です。

 

なぜなら、

AI(人工知能)の研究者であるマイケル・A・オズボーン准教授らの論文『雇用の未来—コンピューター化によって仕事は失われるのか』によると、

47%の仕事が10〜20年後には機械によって代わられる

という予測がされています。

なりたい職業が、なくなるかもしれない時代なのです。

 

電車の駅をとってみても、自動券売機、自動改札、自動精算機。

昔は人の手で行われていた仕事は、どんどん機械化しています。

 

考えることが得意な人間の脳、囲碁でAIに負けましたよね。

予測がつかない時代になっているのです。

 

では、人間は仕事がなくなるのか?

そうではありません。

2011年8月のニューヨーク・タイムズ紙で米デューク大学の研究者であるキャシー・デビッドソン氏の研究では

65%は今ない仕事についている

と言われています。

 

私たちが子どもの頃は、携帯電話屋さんはありませんでした。

プロのサッカー選手も、Jリーグができた1990年代からです。

 

なくなる仕事、新しく生まれる仕事。

その時代の流れに上手く乗れる力、自分で未来を切り開く力が必要となります。

 

では、目標=職業の子どもには、どう聞いたらいいのでしょう?

たとえば、将来の夢が弁護士だったとします。

☑ 実際に弁護士さんと話したことはありますか?

☑ モデルとなる人はいますか?

☑ どんな弁護士になりたいですか?

☑ 弁護士になって、何がしたいですか?

☑ 弁護士さんの周りには、どんな役割の人がいますか?

☑ キミの叶えたい夢は、弁護士でないと叶えられないのですか?

☑ キミの強みは、弁護士に向いていますか?

☑ 弁護士になって、キミが笑顔にしたい人は、誰ですか?

これが、『逆算進路決定法』の入り口です。

 

逆算進路決定法とは

逆算進路決定法とは、

将来の夢を正しく描いてから、その夢への通過点としての自分の進路を選ぶ方法

です。

 

これは、大学選びには限りません。

高校でもそうでしょう、就職もそうでしょう。

社会人になってから、次のステージへ上がるときもそうでしょう。

 

ただ、人生の方向性に、もっとも大きな差が出やすいの大学選びにおいて、

この逆算進路決定法はとても有効です。

 

本当に入りたい大学を選ぶ。

その道筋を見てみましょう。

 

逆算進路決定法の筋道

1.夢を描く

まずは、自分が将来、

どのような人生を送りたいか

どのような人物になりたいのか

を明確にします。

これは『どの職業に就きたいか』ではありません。

 

何に興味があるのか、どんな分野で活躍したいのか。

 

夢に良い悪いや優劣はありません。

自分がいいと思う理想の人生は、人によって違います。

人はそれぞれ持っている才能が違うからです。

 

ただし、才能というのは、自分ではなかなか見つけられないものです。

なぜなら、

才能とは、習慣的な(当たり前な)思考や行動のパターン

だからです。

 

自分では当たり前なので、自覚がありません。

そんなことが才能だとは思ってもみなかったところが、実は才能なのです。

 

逆算進路決定法では、ストレングスサイコロジー(強み心理学)に基づいて

強みを見つけるところから始めます。

 

強みは、誰もが持っていて、一つ二つではありません。

 

2.その夢をどう叶える?

夢を正しく描き、自分の才能に気が付いたら、

その夢をどう叶えるか、どのような形で社会貢献するか。

自分の伸ばしていきたい強みは何か。

それを考えます。

ここで具体的な職業が出てくるかもしれません。

ただ、夢が正しく描けていれば、なった職業がなくなったとしても、

他の方法に応用することもできます。

また別な選択肢も想定してあるので、夢に向かっていくモチベーションはゼロにはなりません。

 

3.それに必要なスキルは?

では、自分の夢を叶えるには、自分の思う社会貢献をするには、

何を身に付ければいいのか。

 

夢を叶えるには、下図のような要素が必要となります。

 

才能 + 知識・スキル(基礎学力・人間性・専門性)=武器(強み)

才能があっても、それを活かすための知識やスキルがなければ、夢は叶えられません。

逆に、知識やスキルを身に付けようとしても、伸ばしたい才能と一致していなければ、

楽しく夢を叶えることはできません。

 

また、夢を叶えるためのスキルを身に付けたり、資格を取ったりするのには

ある程度の基礎学力が必要となるかもしれません。

 

人は一人では生きていけません。

他者がいる限り、コミュニケーションが必要です。

また夢を叶えられる状況には、人間性が大きく関係する場合もあるでしょう。

 

自分がなりたい人物に、どんな知識・スキルを身につけなければならないのか。

また、

自分が伸ばしたい才能は、どのようにすれば伸びるのか。

自分の才能を、どうすれば活かして磨けるのか。

 

そういった総合的な≪人間力≫が、あなたの武器(強み)になります。

 

4.それを身に付けるには、どこで学ぶ?

その上で、どこで学ぶか、と考えます。

ここまでできれば、やる気が出て、モチベーションも下がりにくくなります。

 

夢を正しく描くと、なぜモチベーションは上がるのか。

それは、モチベーションは3つの要素のかけ算でできているからです。

モチベーション = 努力 × 成果 × 魅力

努力

努力とは、どの程度努力すれば、成果に結びつくのか。

あまりにも途方もない努力が必要だと、モチベーションは上がりにくい。

また逆に、簡単すぎる、なんの努力もいらないルーチンワークにも、モチベーションは上がりにくいのです。

 

成果

最終的に得られる報酬に、結びつく可能性がどれだけあるのか。

やっても褒められない、報酬に結びつかないものは、誰だってやりたくありませんよね。

その報酬がお金やモノではなく、満足感や達成感に置き換えてみたとしても、同じです。

 

魅力

得られる報酬に、どれだけ魅力を感じるか。

感じる魅力も人それぞれ。

夢が魅力的に描ければ、得られる報酬は魅力的なものになります。

 

地位でもいい、名声でもいい。

お金でも、幸せな家族でも、自分が安全な場でも。

 

描く未来で手にしているものが、魅力的な報酬なのです。

 

逆算進路決定法で進路を決めるメリット

逆算進路決定法で進学先を決めるメリットは、以下のようになります。

☑ 将来の夢を描くことで、前向きなやる気が出る

☑ 自分の強みを知ることで、自己肯定感が上がり、自信がつく

☑ 志望の動機がはっきりしているので、面接や自己推薦でぶれない

☑ 大学ミスマッチを回避できる

☑ 大学入学後もモチベーションが保てる

☑ その先を見据えることで、就職活動がスムーズに始められる

このように、現状での問題が解決できるだけでなく、

☑ 受験や進学に関する不安やイライラを、親子で解消できる

☑ 入学がゴールではなく、その先を見据えることで大学は一つの過程になる。

ということが言えます。

 

ただし、これには大前提があります。

 

大学入試も大学生活もその後の就職も、

私たち親世代の頃とは、全く別物と思っていいでしょう。

 

進路選択に一番影響力のあるのは、親であるあなたです。

親であるあなたが、古い情報のままだと、

お子さんの将来をミスリードしてしまうことになるのです。

 

今、あなたは新しい進路選択方法

『人生の夢を叶える 逆算進路決定法』

を知りました。

 

ぜひその情報を活かして、お子さんの夢を叶える正しいサポートをしてください。

 

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新しい情報を取り入れて、

お子さんの将来の夢を叶えるサポーターとしての一歩を踏み出しましょう!

まずは、無料メール講座から。

 

講師紹介

所長 吉田淑恵(よしだ よしえ)

1974年生まれ 香川県高松市出身。筑波大学 医療技術短期大学部衛生技術学科(現・筑波大学医学専門学群 医療科学類)卒。

中高生の頃の夢は国語教師。得意科目は国語と理科。苦手科目は数学。

高校一年の終わりの文理選択の際に「潰しがきく」という理由で理系に進む。

高校卒業後の進路も、家を出ることを最優先。

親から提示された“家を出るなら「国立」「学生寮がある」” に加え、「苦手な微分積分が要らない」という理由で「入れる学校」を決める。

卒業後、臨床検査技師として就職するが、6年半の勤務の末、「向いていない」ことが分かり医療業界を去る。

 

専業主婦歴10年で子育てに悩んでいる時に、子ども未来がっこうと出会い、私の夢は「知識を伝えることで、人の気持ちを楽にすること」と気づく。

自身の進路選択において、将来のビジョン・叶えたい夢・自分の才能の特性(向き不向き)を無視した選択をくり返したため、20年近く遠回りをする。

現在は強みの心理学をもとに子育てコーチ・心理カウンセラーとして活動中。

 

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