学生のみなさんへメッセージ
池田:難しいことを色々と申し上げましたが、ずっと悩み続ける必要はありません。
メリハリを持って悩むべき時に悩み、自分の中で明確な理由を整理して選択すればいいだけです。
大学に行けば楽しい事が山積みです。楽しいと思うことをたくさんしてみてください。
高橋昌:皆さんが、将来について色々考え、悩んでいる様子が伝わってきました。
先日、働き方改革を進める官僚が、「人生は、すごろくゲームからポケモンGOに変わった。」と言っていました。レールに乗ればゴールまで到達できる時代から、自分が動いて成長しなければいけない時代になったようです。
とは言え、やりたいことなんてすぐには見つからないはずです。
だから今は、ぼんやりした大きな夢を持ちつつ、目の前の小さなことを、無理なく、楽しく、やりまくることが大事だと思います。
高橋渚:まずは「自分が好きなこと」「やりたいこと」「どんな人生を送りたいのか」をワクワク描いてみることをオススメします。
何してても同じように時間は過ぎるし、いつかやろう、時間ができたらやろう、と後ろ倒しにするほど、人生は無限ではありません。やりたいと思ったときにやれる環境があるなら飛び込んでみる。
自分の前の壁は、乗り越えられるからこそ出現してきます。乗り越えられない壁はそもそも目の前にあることすら気付かない。
ちょっとだけ勇気を出して一歩踏み出してみてください。きっと自分が思っている以上に広い景色が待っていますよ!
好きなこと、やりたいことで生きていきましょう!
吉田淑恵:単純に、若いっていいな~って思いました。時間がたっぷりある!
やりたいと思ったことは、迷わずやってみてくださいね。経験が一番の知識になります。
それと同時に、やりたくないこともやってみてください。
以前「なんの制限もなかったら、あなたは何をしたいですか?」って聞かれた時に、ふと思ったのが「嫌いな人に会いに行ってみる」でした。
時間にもお金にも制限があるから、わざわざ嫌いな人に会うなんてもったいないと思っていたので。その後妙に気になって、会いに行ってみました。何が嫌いなのか確かめに(笑)
実際にその人と話してみて、結局、その人への嫌悪感は自分の中にある罪悪感からくるものでした。やりたくないことをやってみた結果、その人は嫌いじゃなくなったし、自分の罪悪感も手放しました。新しい世界が生まれました。
ぜひ、第2回までに、好きなことも嫌いなこともやってみてくださいね。新しい世界に住んでいるキミたちに会えることを楽しみにしています。
中高生の質問に、現在社会で活躍する私たちがお答えします(7)
これは、2018年3月に開催された
濱川学院 人材育成・キャリアプラン講座 vol.1
ビジョンをもって社会を生きる
~社会・働き方の多様性を知り、自分のなりたい姿をイメージする~
『その後Zoom座談会』にて中高生からの質問に、現在社会で活躍するパネリストたちが答えたものです。